ボヘミアン・ラプソディー

夕刻より赤羽にてI川と会飲。


居酒屋、焼肉屋をまわり腹ごしらえ済ましたのち、キャバクラ四軒ハシゴ。そのうちの一軒はロシアンパブ、私は初めてだったので少しく緊張するも期待大。だがなんのことはない、I川についた女は若くて色の白いロシア女だったが、どういうわけか私のそれは英国のロックバンド「Qeen」のギタリスト、ブライアン・メイ氏によく似たルーマニア出身のおばさんだったものだから、一寸がっかり。そのおばさんは30歳だと云っていたが、絶対に嘘。


日本語ほとんど話せぬような女二人と、ロシア語はおろか英語もろくに話せない男二人なのだから会話が成り立たないのは至極当然の事であった。私は拙い英語で、ルーマニアの有名人を訊いてみた。すると女はさっと立ち上がって「コマネチ!」と、例のあの、ビートたけしジェスチャー交えつつ云い放ったのである。これには私も思わず吹き出したが、その後の会話がついぞ盛り上がる事はなかった。


それから二軒のキヤバクラをまわったが、その記憶ほとんど無に近し。覚えてるのは42歳のホステスと最後にラーメンを食ったこと。どうしてそういうことになるのか。帰宅時刻不明。無一文。いや、それどころかカード決済の領収書3枚あり。恐ろしくなったので金額は見ずに就寝、6時前。