古代人のセックス

朝出発、寒い。しかしその寒さ、冬の寒さにあらず。気温は低けれど、どことなく春を感じせしむる。もっとも、じき3月になろうとしているのだから、それも当然か。昼頃、所沢を走行中、雪が舞ふ。すぐ止んでしまったが。「なごり雪」というにはまだ少し早いが、こんなときは、聴きたいなあ、かからないかなあ・・・・・・と思っていると、なんとカーラジオから、その、イルカ氏の名曲「なごり雪」は流れず、しきりに「セックス寺院」がどうの、「セックス遺跡」がこうのと言っているのを耳にする。おや?なんでしょう。新手のフーゾクか何かかしら?訪れてみたいものだなあ、セックス寺院。発掘したいよなあ、セックス遺跡。などと思いつつラジオのボリュームを上げよく聴くと、なに「石窟寺院」と言っていたのであって、フーゾクでもなんでもない、インドだか中国の、観光名所の紹介であった。がっかりした。15時、鳩D吉でメンマラーメンを食う。美味かった。

18時帰宅。うがい手洗い、炊飯、階段掃除、新聞結束、お花の水やり、浴槽洗い、自分洗い。後、書見、ブログ。夜、麦酒、蕎麦、ねぎとろ巻き。食後、紅茶、マドレーヌ。おしゃれ過ぎてムカつく。ムカつき後、食器洗い。

深更、ウイスキー。体調、アルコールの作用で麻痺しているのか、まあまあ良い。薬、家人に没収される。酒を没収するほうが健康的なんじゃねえか?と思えども、口には出さず。――僕は死ぬはずだ僕を生かして置きたがる死がなかったら――(ジャン・コクトー