2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

斉藤さんの・・・・・・旦那さん?

正午前、広島空港に到着。 バスに乗って宿の近くまでゆき、広島風お好み焼を食わない。なぜなら緊張していてそれどころではないからだ。原爆ドーム周辺を散策(徘徊)したるのち、喫茶店に入り生ビール2杯とサンドイッチ。朝、羽田空港内のカフェーで注文し…

メデタイの森(下)

未明にS野君と交信。結婚おめでとう。「祝杯ダ」などと託けてウヰスキーを一本空ける。就寝6時。祝い過ぎたようである。 15時に起きて洗濯と掃除。そのあと本を読み始めたが、そわそわする心持ちゆえ内容などちっとも頭に入ってこない。ただそこに書かれてい…

メデタイの森(上)

日中台場、大汗。 夕刻六時に仕事を終えた私は、慌しく職場を後にして「アカイワ」へと自転車を走らせた。「アカイワ」は、私がかれこれ十年余に亘って通いつづけている理髪店である。――と、こういう書き出しはわれながら古臭いと思う。思うけれども、好きな…

下半身のだらしない遺伝子が・・・

15時起床、家人から電話。 昨日で35週目に入った由、その他もろもろの打合せ。なんだかんだ云いながらとうとうここまできたか。私なぞはもうずいぶん前から気もそぞろで、と云うより、情けない話ではあるが、毎日びくびくしながら生活していると云ったほうが…

クイズ王への道

朝出発。 酒クサイのが自分でも判るくらいだから昨夜もたくさん飲んだのであろう。そりゃそうさ。アリャサのサッサで缶チューハイを3本、白葡萄酒をボトル半分、それから日本酒に切りかえた頃には、どういうわけかゴダイゴの名曲「ガンダーラ」をリピート再…

もしかしたら

14時頃起床。 宿酔によるシドい頭痛と喉の渇きも週に一、二度であれば良い思い出だが、それが毎日ともなると、なかなかの自己嫌悪感が私をイジめてくれるものであるよなあ。「もうじき子も生まれ父親になることだし、そろそろ考えないといかんなあ、こんなん…

往復3

今まで飛行機の切符など自分でとったことのなかった私ですが、意外に簡単だったので驚きました(35歳男性・会社員)。ところで、航空券+宿泊のパック料金というのは、あんなに安いものなのか。驚きました。というのも、羽田―広島の往復券と現地のホテルに4…

往復2

そんな私も、30日に広島へ飛ぶことになった。その決定は、先日行われた家人との電話会談のなかで下されたものである。現在、家人は妊娠34週を迎え、単児であれば出産まであと一月といったところだろうが、双子ともなると当然事情は異なるのであり、早い話、…

往復

家人が広島に行ってから二箇月が過ぎた。その間、特に変わったことはないが、近頃はいよいよ寒さがつのり、なかなかに寂しい日々を送らせてもらっている。しかしまあ、広島に着いて三日も経てぬうちに入院することとなった家人の不自由さや心細さを思えば、…

すくすく子育て

20時にY作氏来訪。予定では19時に川口駅へ迎えにゆくつもりだったのだが、どういうわけか自動車のエンジンかからず、拙宅まで御足労願ったという次第なのである。氏の話によると自動車というものは、しばらくエンジンもかけずに放っておくとそのような事態に…

結実

18時帰宅。入浴後、鳩G谷の実家にゆき飲食・雑談。父は鉢植の石榴の木に実がついたことを誇らしげに話していた。ここ数年、花は咲けども実ることはなかったのだという。その果実を漬けた酒を飲ましてもらったが、うまくもなければまずくもなかった。ただ、な…

女体

18時帰宅。仕事中に面白い話が浮かんだので帰ってきてすぐパソコンに向かい書き始めたらこれが死にたくなる程のつまらなさであったことから世の中すべてを土瓶蒸しにしてやりたいという恐ろしい考えにとらわれもしたが、そんな妄念をどうにか振り払い思った…

ラリラリ東京

13時起床。台所にゆきコーラ飲みつつ昨夜の記憶をたどってみる。――別れた人に会えるよな、そんな気がしてならないの。というわけで赤坂にゆき、「うふっ。コモエスタ、コモエスタ、うぷ、うふふふっ」と、まるで変質者のように呟きながら往来の婦人たちに半…

アクアマリンのままでいて

15時に目が覚めたけれども身体がだるく起き上がることができない。月曜あたりから若干カゼ気味であったため、今朝、酒とともに大量のカゼ薬をのんで気持ちよくなっていたのがいけなかったのだろう。本日おこなう予定であった家事をすべてとりやめることにし…

反復

まんじりともせず迎朝。といっても、布団のなかで寝つかれずに悶々としていたわけではなく、なんのことはない、例によって安価な焼酎を呷りつつ何の価値もない文章を書いたり、辛き目に遭わされた昔の女のことを思い出して、その女たちの言動にいまさら怨恨…

朝の果てへの旅

ことの起こりはこうだ。―― という書き出しで始まる小説がある。セリーヌの『夜の果てへの旅』(生田耕作訳)である。それを初めて読んだとき私はいたく感心したものだ。その頃すでにつまらない文章を書いていた私は、そのセリーヌの書き出しに、なんとシンプ…