蔓延

にさんち前から長男が咳き込むようになった。熱もしだいに上がってきたので定めし辛いことだろうなぞと思っていたら、私が貰ってしまった。そして次男。当然と云えば当然なのだが、元日から風邪で寝込むとはね。だがまあ、正月なんて例年こんなものだろう。 …

ボヘミアン・ラプソディー

夕刻より赤羽にてI川と会飲。 居酒屋、焼肉屋をまわり腹ごしらえ済ましたのち、キャバクラ四軒ハシゴ。そのうちの一軒はロシアンパブ、私は初めてだったので少しく緊張するも期待大。だがなんのことはない、I川についた女は若くて色の白いロシア女だったが、…

SHOWーYA

鳩ヶ谷駅前の「庄や」にてI川と会飲。刺身、焼鳥、カツとじ、新香で麦酒と焼酎1本。話題の大半は友人知人らの悪口雑言、その他は愚痴と自慢話。昔から彼との話題はその類、すこぶる愉し。が、いささか飽きてきたので谷塚の「庄や」に移動しS野夫妻を呼び出…

明暗について

先月の黄金週間中に読んだ夏目漱石の「明暗」に尋常ならざる感銘を受けた。読了したるのち、私はしばらく茫然とも陶然ともつかぬ態で凝つと余情に浸つてゐた。ここでその感想を述べるのは止すが、兎に角、凄かつたとだけ云つておきたい。 未完ながら漱石の最…

辯解

もはや日録とは名ばかりの、きわめて怠惰なブログに成り果ててしまった事を日々遺憾に思いつつ、しかし小供が一才になったらその記念と云う意味も含め、日録を再開しようとも考えていた。と云うのは彼奴らも一才になれば、少しはあの頑なな就寝拒否や夜泣が…

當選の日

仕事中、青空文庫にて新規公開されてゐた太宰の「當選の日」と云ふ随筆を読む。初出は昭和14年と云ふことだから、太宰、三十歳の頃に書いたものであらう。三十の時、私なにをしてゐたらう。人妻と、水族館デートなぞしてゐたのか知らん――。とにかく、とても…

斉藤チルドレン

子らが誕生してちょうど半年だ。と云って格別の感慨も無いのだが、家人の提案で毎月一日には、おなじ構図で子らの写真を撮ろう、という事になったのでここに載せておく。なんという親馬鹿。いや、バカ親なのでせうか。 ところで、「双子の育児は大変でせう」…

和解

激突

安否情報2

安否情報

Echoes (part 2)

そんな折、いつものように近所の酒屋兼煙草屋で缶ビールとコーラ、それに私が常用している煙草「ホープ」を求めると、会話の中で店の女主人がこんなことを云った。「最近は若い人も“エコー”や“わかば”を買っていかれるんですよ――」。聞けば、それらの煙草は“…

Echoes (part 1)

正午過ぎに起きて先ず一服。10月の増税を機に、お煙草をおやめになった御仁も少なからずいたようで、私も各所より禁煙、と云うか“卒煙”を促される場面もあったが、「子供も生れることだし、禁煙してみたらどうかね。煙草銭だってバカにならないぞ。やめて、…

せきらら

17時帰宅、へとへと。仮眠90分ののち入浴。熱い湯に浸かりながら、晩飯のおかずはどうしようとか、面倒だから飲みにでもゆくか、などと考える。されど一向に考えまとまらず、風呂から上がるとのぼせ気味。めまいと呼吸困難でその場にへたりこんでしまう。昨…

肉慾

夕刻、三軒のスーパーを巡る。一軒目で目当ての品「豚の肩ロース・ブロック肉」が売られていなかった為、二軒目にゆくとそこにもなく、そして最後の三軒目にもないと云う、おそらく今夜から二晩は眠れないだろう程の落胆であった。ところで、なぜ私がそこま…

哀しき父

17時、終業を告げるチャイムが鳴ると同時に退社。しばらくぶりのことである。外に出るとまだ明るい。依然として寒さは厳しいが、いくぶん陽は長くなってきているようだ。冬来たりなば春遠からじ。 帰宅後、鳩G谷の実家にゆく、積だったのだが眠ってしまう。…

早寝

18時に帰宅し、入浴後、Sミットへ買物にゆく。本日の買物は出費を「二千円以内に抑える」積で臨んだのだけれども、会計してもらうと驚きの結果が。まさかの5800円也。どうしていつもそうなってしまうのか――。再帰宅して鶏の水炊きを調理。麦酒飲みつつ食う。…

タイムセール

このところ朝の目ざめがよろしい。酒量の多さや睡眠時間の少なさは相変わらず、とても社会人のそれとは思えぬ度を越したもので、と云うより、運転手を生業とする私にはあるまじき生活態度なのだが、どういうわけか起床時のあの苦悶煩悶が、此の頃とみに軽減…

股は夜ひらく

昨晩も眠る気にならず酒を飲みつづけ、結句、床に就いたのは6時過ぎであった。が、殊の外さしたる辛さもなく7時半に起きることができたのは、やはり連休中にたっぷり睡眠をとった故のことであろうか。なぞ云う、可成どうだっていい話を書くことに無上の悦び…

あなた

16時に目が覚める。ひどい宿酔。あたりはうす暗く、寝惚けていることもあり、朝の4時と誤認。――では、いったい今日は何曜日かえ?月曜日?日曜日?ここはどこ?――などと布団のなかでしばらく自問していたが、だんだん意識がはっきりしてくると「日曜日の午後…

鯛焼

正午過ぎに起きて台所にゆき、八ヶ岳コーヒーをG飲。いわゆる「コーヒー牛乳」、各メーカーからいろいろ出てるけど、私はこの「八ヶ岳コーヒー」が一等だと思っている。いつもは紙パックのものを飲んでいるが、瓶で飲んだら尚更うまいだろうなあ。後、書見。…

Epitaph

来月11日に再び広島へ飛び その翌日、 子らを連れてこちらに帰ってくることになった かねてより子らの護送手段については 関係者の間でさまざまな意見が甲論乙駁されていたが 結局、 移動時間の短縮を最優先とし 飛行機での護送と決まった そして身柄引渡し…

帰宅

19時に広島空港。 家人とその母、叔父、子らも同行(見送りのため)。私がハルを、家人がオトを抱き空港内に入る。近年、双子の出生率は高くなっていると聞くが、それでもまだ珍しいのか、大抵の人がわが子らに目をとめる。なかなかに気分の良いものではあっ…

二人の愛人

正午過ぎに起床。宿酔レベル4。 居間にゆき、眠っている子らの寝顔を覗き込んでいると、待ってましたと云わんばかりに家人、「洗濯もん干してくるから、ちょっと見てて。起きちゃったらよろしくー」などと仰るのだからギョッとする。残りに残っていた酔い(…

痔核にこだわった日記

夕刻、雨。 「イオンモール広島祇園」と云う巨大な商業施設に、家人とその妹と共に買物へゆく。彼女らはショッピングを存分に楽しんでおられたようで、いろいろなものを買って満足げな様子であったが、私が買ったものと云えば、それは痔の薬だけである。しか…

クサい父親

正午過ぎに起床。穴痛4・宿酔3。 相変わらずの宿酔ゆえ、烏龍茶をG飲しつつ、泣きじゃくる子らを宥め賺す。「赤ちゃんは匂いに敏感(看護師談)」らしいから、子らは私の連日の宿酔、それにより発せられる酒臭さにもお気づきのことであろうし、いい加減、慣…

痔の話

13時起床・アナルの激痛。 痔になってしまったようである。出血はないが、けっこう腫れている。2、3日前からその兆候はあった。 私は疲労やストレスが溜まるとイボ痔(外痔核)の症状があらわれる体質で、平生よりその症状はしばしばみられるが、しかしそれ…

南天

10時。 子の泣き叫ぶ声で目を覚ましたが、就寝が6時近かったのとひどい宿酔でもある為、もうちょっと寝ていたい。ゆえに眠っているフリにてやり過ごす。家人がなんとかするだろうと思ったからだ。ところが、一向に子が泣きやむ様子なきゆえ、仕方なく起床す…

FTGの父親

13時起床。宿酔レベル3。 きのう初めて、ハル(写真1)と寝た。生後一箇月に満たない赤ん坊と同じ布団で寝て、熟睡なんてできるわけないだろう。寝不足である。おまけに首がひどく痛む。変な曲げ方で寝てゐたのであろう。 家人より子らのミルクの作り方、お…

親権

北千住駅前にてリムジンバスに乗り、羽田の飛行場に着いたのはまだ陽の落ちきらぬ夕刻のことで、16時を少し過ぎた頃であった。私が搭乗する便の出発時刻は19時半であるから、海外旅行じゃあるまいし、三時間も前に羽田に来てしまったことになる。前回の広島…