2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

トマト!

千駄木から草加に戻ってきたのは、日付が変わる頃であった。タクミンを呼び出し「夢Y」にて飲む。初鰹、桜鯛の刺身、あら煮大根を肴に日本酒。われわれに盃など無用、麦酒のコップ持ってこい。G飲、批判、どスケベ談、かなり酩酊。といっても、私だけがよく…

乾杯

夕刻六時、草加駅でAさんと落ちあい、連れ立って千駄木に向かう。Aさんの友人知人たちが集うという、ある宴に出席するためである。乗った電車の窓からは沈みゆく太陽が見え、Aさんは「きれいだね」と言ったが、私はそれどころではなかった。緊張していたから…

放熱

朝出発、大雨。職場へ向かう道中、ふと、北斎の浮世絵が念頭に浮かぶ。その絵に描かれているような雨が、朝に降っていたからであろう。が、さっき調べてみたら、その絵は歌川広重の「大はし あたけの夕立」という絵であった。なんだ、広重か。しかも「夕立」…

ラジオ体操、第九

19時帰宅、疲労困憊。入浴後、何とはなしに、過去の日録を読みかえしてみると、火曜日おしなべて不調。というか、疲れていることが分かる。何ゆえか。夜、豚肉しょうが焼き、味噌汁、米飯を食う。後、家人の話を拝聴する。これがまた長い。この状況、とても…

のらくら

朝出発、宿酔。二時間ぐらいしか眠っていないが、どうってことはない。ウブなネンネじゃあるまいし。13時半、葛飾の中華料理屋にてレバー野菜炒め、米飯を食う。後、隠れ場所に行き書見。夕刻まで。松戸で待つど。18時帰宅、ひと風呂あびて麦酒350ml、ついで…

夢想

9時起、どういうわけか宿酔なし。だが喉の渇きはいつも同様。アイスティー、緑茶をG飲。放心、おれは椅子と同化する。椅子が煙草を喫んでいる、おれの尻に椅子を坐らせる、さかしまの世界は緑色、ぐわんぐわんぐわんぐわん・・・・・・。後、再眠。睡眠中、…

流浪の民

夕刻7時、北千住駅前でAさんと落ちあう。酒を飲むためである。とにかくこの街には飲食店が多く、古くからの店と、新たに開店したとおぼしき店とがひしめき合い、私のような酒飲みは、どの店にも興味をそそられる。そそられるが、店選びは毎度のことながら、…

謎の女B

朝出発、宿酔。雨の日ばかりでイヤになる。あまつさえ真冬の寒さ、「なにが地球温暖化だバッキャロウ」とつぶやきつつ職場まで自転車走らす。私が変わらなければ、天候も変わらないのだろうか。そんなことはないと思う。16時までG務G走。配達終えてようやく…

塀の上で

一と月ほどため込んだ資源ゴミ即ちビンカンペットボトルをいつもより少し早めに起きて職場への道すがら出すことにする。幸せは誰かがきっと運んでくれると信じていたぼくが馬鹿でした。子供でした。しとしとと降る雨のなかを自転車の前カゴにビンの袋2、ハン…

沈没

15時まで激務、激走。鳩D吉でメンマラーメン食ったあと、隠れ場所に行き17時まで書見。会社に戻り積載、ダンボール相手に愚痴をいう。ダン氏、無言。18時帰宅。入浴後、カットよっちゃんを肴に麦酒のむ。「なんだこの麦酒、水みてぇだな、よっちゃんも今日は…

夜叉

19時帰宅、疲労困憊。家人の不在がせめてもの救い。なんだか、忙しすぎて日中の記憶がない。「このご時勢に、忙しいなんて結構じゃないの。どこもシマだよ〜」なんてぇことを仰るかたがおりますが、あたしはそうは思わない。ええ。思わないけれども、こうや…

Departure

15時起、「宿酔。これは百年一日のごとく変わらないなあ」、冷蔵庫から烏龍茶のペットボトルを取り出したとき、つくづく思う。考えてみると、私のまわりではこの春、転居、転職した者、同棲を始めた者、結婚した者、子が生まれ「父親」になった者、大学を卒…

Caganer

15時、もう少し眠っていたかったのだが、腹痛いかんともしがたく、起床。宿酔の下痢による腹痛であることは、二十年来の経験でよく分かっている。トイレットに行けばいいだけの話だが、私はまず台所に行き、牛乳をG飲、煙草を喫み、限界まで堪え、そこではじ…

うなぎ

朝出発、陰鬱。このところ雨ばかり、それだけじゃない、気温まで冬並み。気象予報士はいう「本日この雨、雪になる可能性も――」冗談じゃない。じき5月だぞ。18時帰宅。入浴後、仮眠一時間。レーズンバターの夢をみる。内容は、ここに書けるようなものにあらず…

おじゃん

夜、初鰹の刺身を食う。じつに旨い。麦酒から始めたが、これはと日本酒に切りかえる。先日「ヌーベル月桂冠」なる酒のテレビCMを見かけ、それを思い出し、本日仕事帰り、酒屋に寄り、買ってきたもの。壜の色と形にひかれて買ったようなもんだが、旨かった。…

理性の眠りは怪物を生む

19時帰宅。本日、家人不在のため、久しぶりに一人の晩酌である。豚の角煮、生野菜サラダを肴に麦酒を飲みつつ、プロ野球のナイター中継をぼんやりながめる。何ともいえぬ、満ち足りた時間である。普段は、麦酒を一本飲んで、メシを食う、という運びだが、本…

芋家

午後、南UW駅周辺を走行。二十代前半の頃よく出ていたライブハウス「PH」のまえを通る。「PH」の名はそのままだが、現在はおもに「結婚式の二次会パーティー」の会場として営業しているのだとか。地下へおりる細く急な階段、ウッドベース、壁という壁にベタ…

愚鈍

朝出発、雨。鬱陶しいことこの上ないが、昨夜は一滴も飲んでないから体調はそれほど悪くない。所沢から入間、そして狭山でとどめさす。15時、カップ焼きそば(超大盛)を車中で食ったんだよなあ。後、隠れ場所に行き書見。17時、帰社。18時、退社。片手で持…

饂飩

6時半、帰宅。拙宅にて飲み直すつもりで、U田川氏を連れて帰宅したらしい。だが直後、台所でぶっ倒れたとのこと。13時頃だろうか、目を覚ます。なぜか布団に寝ている。起き上がる気力体力なく、横たわったままぐったりしていると、U田川氏、かなり苦しげに、…

混沌

夜、草加の「Sファイア」という店でY作氏と会う。店内ほぼ満席、たいへん賑やか。どうも結婚披露宴の二次会が行われていたようである。我々はというと、カウンター席の隅で、ビール飲みつつ、互いの近況報告など。すると、タクミンがあらわれる。テーブルに…

何がなんだかわからない時

大宮―桶川―川越の順でまわる。激務なり。やはり金曜日ともなると、疲労蓄積により思うように身体が動かない。しばしば「何やってんだろうおれは」と思う。脳が沸騰する。凍結する。ガラスの割れる音がする。嘔吐する。チンポがポンチになる。生きようとする…

生活の柄

仕事を終えて帰宅すると、家人がいるので驚愕した。まだ18時を少しまわった頃である。普段、家人の帰宅時間はだいたい20時を過ぎる。どういうことか訊くと、「休みだよ、きのう言ったろ、や・す・み」。なんだかよく分からない。つまり、そんなことを聞かさ…

花冷え

11時過ぎ、ぽつりぽつりと落ちてきた雨粒は、午後にもなると本格的な雨に変わった。このごろ、まったく天気が安定しない。一日おきに降ってるんじゃないか。躁と鬱のくりかえし。――だけどこころなんて、お天気で変わるのさ、長いまつ毛がヒワイねあなた――。h…

静と動

午前、都内をまわる。といっても下町ばかり。本日、どこの学校でも「入学式」。新入生とその父母の姿を多く見かける。そういえば、たしか私の姪子もこの春から小学生のはず。しかしまあ、そんな話を本人にしても、無視されるだけだろう。昼飯食わず移動。暑…

行人

朝出発、雨。連休明けの月曜日に朝から雨だなんて、最悪だな。きわめて憂鬱。月曜日を撲滅せよ。15時半、足立W井でラーメンを食う。近頃、銀行強盗をやる輩がいなくなったなあ。それだけ難しくなっているのか。19時、退社。雨あがる。明日は一転、晴れて暑く…

警戒レベル4

午後、草加の書店「高砂B」に寄り、本を数冊買う。現在、私の実家に来ている甥子たちに進呈するためである。夜、鳩G谷の実家にゆく。甥子たち、テレビに集中しながらも、私をちらちらと観察している。私にだけは、いっさい口をきかない。たまに視線を感じ、…

私は象に乗りたい

夜、北千住の駅前でAさんと落ちあう。例の如く路地裏を探検したるのち、「なかNK」という店に入る。どうやら、魚自慢の店らしい。となれば、まずは刺身盛り。麦酒を清酒にかえ、結構いいペースで飲む。話題は、花見、カフカ、鼻から牛乳、タクミンの弟君は探…

進軍喇叭

1850退社。帰途、先日閉店した近所のスーパー「〇エツ」にかわり、同所で開店した「S鮮市場」という店に寄ってみる。商品陳列棚の位置、会計の場所が変わったというだけの印象、品揃えイマイチ、鮮魚コーナーには、冷凍魚や不気味な色に変色した刺身、切身が…

吹けよ風、呼べよ嵐

午前、強風。午後、強風。葛西から湾岸線に入り横浜方面へ。八景島までの定期便である。途中、何度も横風に煽られ手に汗。横転するんじゃないかという恐怖。大げさではなく、それだけ強い風なのである。だが、眠気を吹き飛ばしてくれたので良しとする。16時…