氷の世界

午前、穴川。午、移動。午後、台場。台場といっても、Fテレビ、AQシティ、Vナスフォートなどの施設が立ち並ぶ一角、いわゆる「お台場」エリアではなく反対側、テレコムセンターを過ぎ、第二航路海底トンネルに潜りこむ手前を左折すると、東京湾に沿って、埋立地の突端まで走る道、その両側に巨大な倉庫群あり。無数のコンテナ、クレーン、潮の匂いと砂埃が風に舞い、戦車の如きフォークリフトが排気音を轟かせながら行き交う。そこに出入りする大型トラック、コンテナ車、その他、大小様々のトラック。普通車など滅多に見かけぬ。港湾荷役、その人夫は昔から、荒っぽい手合いが多いと聞くが、如何にもここは、その伝統が受け継がれている印象。みな、常に怒鳴りあっている。藍色の海面には、波頭に春陽がうらうらと射し、やがて崩れる。その繰り返しを眺めていると、私も怒鳴られ、荷をおろすことにした。へとへと。

1600、鳩G谷に帰還、ラーメンを食う。ラーメンやカップ焼きそばばかり食っているから太るのである。小反省。帰社後、限界というものを感じつつ積載。1852帰宅。入湯後、書見。

夜、麦酒、白菜漬、米飯。後、珈琲、ハーベスト。氷上でクルクルクルクル回転したり、そればかりか飛んだり跳ねたり、おそらく先程のクルクルで目が回っているのだろう、氷上に手をついたりコケたりしているにもかかわらず笑顔を強要する人たち、そして軽業師の、残酷映像を見たり。

深更、ウイスキー、学習。きっと誰かがふざけて、リンゴ売りのまねをしているだけなんだろ。http://www.youtube.com/watch?v=WNxIsOd8g_Q&feature=related