當選の日

仕事中、青空文庫にて新規公開されてゐた太宰の「當選の日」と云ふ随筆を読む。初出は昭和14年と云ふことだから、太宰、三十歳の頃に書いたものであらう。三十の時、私なにをしてゐたらう。人妻と、水族館デートなぞしてゐたのか知らん――。とにかく、とてもよい話だったので、将来、オトハルにも読んでほしいとぞ思ふ。



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