降る雨の音が、いつもとは少し違うような気がして、窓をあけ、首を出すと、しろき雫がさらさらと、斜めに落つる春雨の、相合傘に弾かれし、朝の霞の寒戻りかな。

微笑。

午、テレビでは津波警報および大津波警報さかん。「小笠原諸島津波観測、10cm」。10cm?その後「20cm」。事情はよくわからないけれども、10cmで警報とは。見入りつつ、カップ焼きそばを食う。後、書見、仮眠。

夜、麦酒、たこ焼き、米飯を食う。無論「たこ焼き」はおかずにあらず。おかずはおかか東京湾をたぶらかしたい、だから?

深更、ウイスキー、文字ばかり書いている。もっと寒いところへ行きたい。人格破損、変化球、「村人1」を演じきる。