スパイ七

13時起、宿酔であること云うまでもないが、わりと具合よろし。低脂肪乳をG飲、パンに公とチーズをのせ、そいつを焼いて食う。日本人は、いや、私はいつから、こんなものを平気で食し、溶けたチーズが美味いなんてことを感じるようになったのか。

Aさんから電報、無事帰国とのこと。尊敬の念を抱く。というのは、10日間も外国で過ごすなんて、私には無理。頑張っても5日目には発狂、あるいは死んでしまうだろう。

夜、麦酒、焼鮭、焼たらこ、納豆、味噌汁、米飯。長ネギをブンブン振り回しながらログインしたい。

深更、ウイスキー。一と月前だろうか、旧友のG藤に戴いた酒、20本近く。その見た目だけで、飲む前からうんざりしたが、なんのことァない。現在5本目に突入である。その、先ほど開けたバーボン、ラベルを見ると「Alc55%」とあり、飲みつつ渋面。きわめて重いが、旨いのである。懐かしいのである。つまり、よくこのような酒を、G藤とほぼ毎週、いや毎晩、飲み交わしていた時期があったっけ。