15時起、宿酔。台所にて、烏龍茶、コーラをG飲。握り飯を二つ食う。夕刻までだらだらと過ごしたるのち、体調不良の家人に代わって買い物に出る。草加駅直結「Vリエ」という専門店街に行き、肉や魚、野菜などをたくさん買う。ここに入っている魚屋の「赤魚粕漬」は絶品なり。この店、鮮魚よりも粕漬、味噌漬、西京漬、干物などが豊富。そのどれも美味なり。ちょっと高いけどね。

帰宅後、筍と蕗の煮物、ひじき、焼魚をつつきながら酒を飲む。このところ、晩酌に日本酒を飲むことが多い。飲むうちに、さも新境地を見出したるが如く坐を正し、「ああ。ああ。結局のところニッポンシュ、日本人の、日本人による、日本人のための酒であるよなあ、つまり身の丈、身体に合うんだよなあ、しっくりくるんだよなあ、この酔いがぁ、この感じがさぁ」などと、もごもごつぶやき、うなづき、感じ入りつつ、赤い顔てらてら。毎回そんな「新発見」をして酔っぱらっているのだから、幸せ者なんだな私は。亡びるね。

深更、ウイスキーちびちび、書見ちびちび、サチに架電。後、パソコンいじる。「ウインドウズ7」に難儀す。現在5時、少し寒い。――君知らずや、人は魚の如し、暗きに棲み、暗きに迷ふて、寒く、食少なく世を送る者なり――(北村透谷)