Mr.Lonely

15時に目が覚めるも起き上がることできず暫くの間ぐずぐず。ようやく17時に台所へゆき、烏龍茶をペットボトルのまま飲みつつうなだれていると、家人やって来て「行くぞ」。はて、何のことだか分からない。訊くと前夜、わたしは家人と本日、飲みにゆく約束をしたようなのである。いくら泥酔していたとて、信じがたいことである。

19時、あまりいい趣味ではないが、家人を伴い近所の居酒屋にゆく。もはや結婚前のように、二人で飲みにゆくことなど、もう何年も前からほぼ皆無といってもよい。早い話、めんどくさいのだ。妻帯者諸氏には、それを理解していただけると思う。然れども、どういうわけか年に一度か二度、そういうことになってしまう。

――もうもうと煙を上げる焼き台に並べられた、肉串や野菜串を、くるくると返すその店の主人は、額にうっすらと汗を滲ませ、右耳上にボールペンを挿しています。ときおり「パチッ」と、炭の弾ける音が聞こえてまいります――。などと、ラジオ「ジェットストリーム」のナレーション風、城達也さんのモノマネ。家人「なにそれ、知らねぇ」。そうだよなあ。http://www.youtube.com/watch?v=TdOitzTLcXM&feature=related

22時帰宅。ウイスキー飲みつつ書きもの。いらないものを棄てにかかる。そしたら何も残らなかった。おほほ。