暑中日記

朝出発、めずらしく宿酔なし。昨夜はアルコール類を一滴も口にしていないからである。やればできるじゃないか。ゆえに体調はすこぶる良いけれども、だからといって頑張って働くかといえば、そんなことはない。なにせこの暑さですもの。だらだらやったって罰は当たるまい。18時過ぎに会社へ戻ると、この暑さで工員が一人倒れ、その際に頭を打ち負傷、病院に搬送されたことを聞く。この工員は酒乱で、私も何度か酒の席でからまれ殴られそうになったことがあるので、いい気味である。

夜、心太、豚肉ソテー、キャベツを肴に麦酒のむ。後、米飯を少し食う。自室に引き揚げ、焼酎飲みつつ書きもの。めずらしく筆がはかどる。けれども、それにともない焼酎もはかどる。5時消灯。気持ちが昂って眠れない。