哀しき父


17時、終業を告げるチャイムが鳴ると同時に退社。しばらくぶりのことである。外に出るとまだ明るい。依然として寒さは厳しいが、いくぶん陽は長くなってきているようだ。冬来たりなば春遠からじ。


帰宅後、鳩G谷の実家にゆく、積だったのだが眠ってしまう。夜、一晩寝かせた鍋を食う。すなわち、昨夜の「水炊き」の残りである。その内容に若干の物足りなさを感じた故、あれやこれや具材を加えていたら、結果、なかなか豪華なものになった。まあそれは良かったのだけれども、またぞろ半分ほど残してしまう。つまり、明日も鍋ということだ。後、焼酎飲みつつ書見。葛西善蔵