沈没

15時まで激務、激走。鳩D吉でメンマラーメン食ったあと、隠れ場所に行き17時まで書見。会社に戻り積載、ダンボール相手に愚痴をいう。ダン氏、無言。

18時帰宅。入浴後、カットよっちゃんを肴に麦酒のむ。「なんだこの麦酒、水みてぇだな、よっちゃんも今日は酸っぱくねえな」、思っていると、頭の悪そうな私がテレビの画面に映っている。手を振ってみると、向こうも僕に手を振った。おれは驚いた。「ぼくは驚かないのか?」私はそんなことをぼんやり考えていた、そして自分が誰なのか分からなくなった。水の中にいるみたいだね、と誰かが言った。テレビの画面が、ものすごく遠くに見えた――。

久しぶりの発作である。家人の話では、10分くらい「とんでた」らしい。苦笑。後、カレーライスを少し食う。家人はカレーを「作りすぎた」と少し反省しているような顔で言ったが、逆にカレーを作りすぎない人なんているのだろうか。いるなら、私はお目にかかる。

22時、自室にこもりウイスキー、書見、書きもの。「犬と猫、どっちが好きですかぁ?」という愚問には、「え?味が?」と返すようにしている。そのように心がけている。備えている。泥酔、払暁、沈没。