二の腕
就寝8時半。どうして私はこうなんだろう。休日だから、といえばそれまでだが、にしても8時半とはね。15時起、れいによって台所にゆき烏龍茶G飲。ふとテーブルを見ると握り飯ふたつ。外出中の家人の優しさか、と思ったが、すぐそれは違うと気づく。なぜならその握り飯は、私が寝る前に拵えたものだからである。どういうことかというと、このところ私は、朝まで起きて（飲んで）いるとき、寝る前にコソコソ台所で飯を炊き、握り飯を拵えてから眠るという、良いのか悪いのかよくわからない酒癖が身についてしまったようなのである。たまたま今朝は二つだったが、ある時などは大量の飯を炊き、五合くらいだったか、そのすべてを握り飯にしてしまったこともある。その時の家人は、私につべこべ文句をいいながら、それをうまそうに四つも食った。ひょっとすると私には、飯を握る才能があるのかもしれぬ。握り飯の店でも出そうかしら。
夕刻、仮眠。夜、冷し中華を食う。後、珈琲、ブルボン。ブルボンの菓子ってレベル高いよなあ。感心しつつ自室に引き揚げ、焼酎を飲みはじめる。毎週日曜は「休肝日」にしようと決めたばかりだったのだが、やはりダメ。何をやってもダメ。うまくいかないものである。
