婚前交渉

16時起床、メチャクチャ宿酔。れいによって台所で烏龍茶をG飲、煙草をふかし呆然としていると、玄関チャイムが鳴った。集金やセールスだったら脅かしてやろうと思いつつ、ふらふらと玄関までゆき、扉をあけると、スーツ姿の中年男が立っていた。一目でそいつが集金マンやセールスマンではないと察することができた。なぜかというと、立ち位置、つまりその男は、扉から少し離れた所に立っていたからである。では何者か。賢明な読者はすでにおわかりだろう。そう、エホバである。エホバの証人

台所に戻り、もらった冊子を見て思わず苦笑。表題「目ざめよ!」。まあ、寝起きではあるけれども、そんなこと言われなくとも、目ざめているから大丈夫だよ。冊子を開いて見てみると、冒頭から「もっと時間が必要ですか」。つまり、時間の有効活用について書いてある。どうやら今号は「時間」の特集らしいね、そう思いつつ読み進めてゆくと、突然、第二の特集に入る。「セックスをすればもっと親しくなれるだろうか」である。つまり禁欲、或いは「純潔のススメ」か。こんなことが書いてある。「結婚していない人がセックスをするとどんな害を受けるでしょうか。思い浮かぶ点を三つ挙げてみてください。」「直面する現実1:落ち込み。結婚する前にセックスをした若い多くの人は、あとで後悔したと言っています。」「直面する現実3:裏切り。セックスをしてしまうと、彼は彼女を捨てて、別の女性に関心を向けるようになりがちです。」云々。読み終え、この時勢にはそぐわない考え方だなと思ったが、本質的なことを言っているようにも思う。後、ペヤングソースやきそばを食う。

夜、麦酒、キャベツの芯、雑炊を食う。後、緑茶、ジャイアントカプリコ。自室に引き揚げ、ウイスキー飲みつつ書きもの。深更に至る。サンセヴェリーノ Frida.wma 直