アート物件に棲む女

涼しい。というほどでもないが本日はいくらか気温が下がり過ごしやすい陽気であったためかこのところ仕事に携行している氷(2ℓペットボトルの水を凍らせたもの)がすべてとけ元の姿すなわち液体に戻ったのは16時半ごろであった。数日前の猛暑日などはそれが、つ・ま・り、水になるのは、せいぜい保って14時?早いときは、昼頃には、すべて融けきってしまう、のである。どうです?読みづらいでしょう。むかついたでしょう。だとしたらぼくは嬉しい。ウレチイ。

18時帰宅。入浴後、書見、仮眠60分。夜、トマト、鯨肉、餃子を肴に麦酒のむ。あと米飯を一膳。それから食後にアイスコとチョコ。自室に引き揚げ「白バイ野郎ジョン&パンチ」を観ない。では何をしていたのかというと、焼酎をちびちびやりながら、ネットで賃貸物件を見ていたのである。さまざまな部屋、その間取り、設備、賃料、周辺環境などをチェックしていると、私が求める条件に合うような、なかなかの物件に出会ったのである。それは不可解かつ斬新かつ芸術的で、間取り図などは、私の甥っ子が描いたんじゃないのかと思わせるような、まことにふざけたお部屋で、芸術に疎い私でも、いたく気に入った。気に入ったけれども、私には、何がなんだかよくわからない。だがそれが、「アート」というものなのだろう。