残酒お見舞い申し上げます

未明にタクミンを家まで送り、帰宅したのは4時頃か。ウイスキー飲みつつ書きもの。いつのまにか眠。15時起、台所にゆき麦茶をG飲。ひどい宿酔である。新聞ながめつつ、カップ焼きそばを食う。どんなにシドい宿酔であっても、この「カップ焼きそば」にだけは食指が動くんだなあ。まあだいたい、食ったあとに激しく後悔することになるのだが。後、再眠。

19時再起。昨日あれだけY作氏の弟君に「宅配ピザ屋の裏事情」を聞いたにもかかわらず、家人「ピザ頼もうぜ」。私としてはもうちょっと軽めの、たとえば米飯に味噌汁、おかずは海苔と新香、梅干。それに佃煮か納豆、甘い玉子焼きなんかあれば文句なし。つまり、これぞ日本の朝ごはん、というようなものを食いたかったのだが、昨夜は酒を一滴も飲まず、運転手としてよく働いてくれた家人の望みだ、しかたねえ。私「あ、ああ、いいね。ピザでいいよ、ピザで」。

深更、自室にてウイスキー飲みつつ書きもの。途中、Y作氏とタクミンに電報うつ。きのうの写真を添付して。添付といえば、きのうの天ぷら、うまかったなあ。炭火で焼いた新サンマ、これもうまかったなあ――。などと回想に耽っているばかりで、いっこうに筆すすまず。まあ、それもよかろう。就寝5時。五七五七七。すなわち短歌なり。