Y作氏に感謝。

19時帰宅。まず洗濯機をまわし、その間に入浴を済ませ、台所にゆき炊飯。炊けるまでの間に洗濯物を干して台所に戻り、ちょっとした肴を拵えて、そこでようやく麦酒にありつくのである。2杯目を飲み干す頃、職場を出る際、先輩と上司数人に、「お、斉藤君はしばらく独身かあ、いいなあ自由で、ハメ外せるなあ」などと言われたことを思い出し腹が立つ。彼らも既婚者のはずなのに、何もわかっちゃいねえなあ。というか、皮肉だったのかしら。そういえば先日、友人のU田川も「独りのほうがラクだ」なぞ云っていたが、やはりあれもそういうことだったのだろうか。或いは、家事全般のことではなく「精神的にラクだ」ということが云いたかったのかしら。それにしても、ねぇ――。


そんなことを考えているところに、Y作氏からメールが来たので見てみると「分かるなあ、その気持ち。一人暮らしなんて、楽しめそうで全然楽しくない。面倒なことが増えるだけだね。」とある。あまりのタイミングの良さに私は驚きつつも、強い味方がいたことに喜びを感じ、麦酒の杯を重ね続けたのである(私は男のくせに、他人に同情されるのを好むタイプなのだ)。後、玉子焼き、野菜炒めを拵え、即席味噌汁と米飯。後、自室で焼酎飲みつつ雑用、書きもの、横チン。